2011年10月22日土曜日

Ubuntu10.04でKeePass2.Xを動かす


これまでGNOME2向けのシンプルなパスワード管理ツールであるGPass 0.5.0を使用してきた。iPhoneを使用するようになりWebを使う場面が、スマートホンでも多くなってきた。このような状況では複数のデバイスで個々にパスワードを管理する必要ができた。
これは不味いと考えて移行することにした。
Keepass2.17
ネット上で適当なSoftを探してみたがLinux系で使用できる適当なものが見つからない。そんな時にKeePassというSoftがMicrosoft .NET Framework ≥ 2.0 (included in Windows ≥ Vista) or Mono ≥ 2.6.と書かれてありMonoがあれば動くと書かれてある。
MonoでSoftを動かすことは初体験。

危険そうだが新鮮な香りがしたので決行して見ることにした。

結果、下記のようにするとUbuntu10.04上でも問題なく動作することが分かったのでメモメモ。

【Keepassのインストール】

   KeePass 2.17 (ZIP Package)をDLして適当な場所に解凍する。
今回は/home/xxとする。

必要なlibは下記。(私の環境)

libgluezilla (必要無いような気がするけどlibmono-winforms2.0-cilとセット)
libmono-accessibility2.0-cil
libmono-webbrowser0.5-cil
libmono-winforms2.0-cil
KeePass用Icon
libmono-system-runtime2.0-cil

上記のlibをインストールすると、端末から/home/xxへ移動する。
実行は、mono KeePass.exeでOK。

あと、起動スクリプトを書いてICON作って終わり。

このままだと表記が英語なので日本語化する。

【日本語化】
  • 日本語ランゲージファイル Japanese-x.x.zipを入手します。
  • 解凍 して出てきた lngx ファイルを、「KeePass.exe」 と同じフォルダ内にコピーします。

    ※ ソフトウェアーセンターからInstallできるようになっています。
      Ver2.3  /usr/lib/keepass2にInstallされています。 H27.10.16

  • メニューバー上の 「View」 から 「Change Language」→「Japanese」 を選択。
  • 再起動させると日本語になります。
そうそうiPhone側にも色んなアプリがありますね。まずは無料の「MiniKeePass」というの試してみます。良いのがあったら紹介してくれると幸いです。

※ KeepassがサポートしているOS
Supported operating systems:
Windows 98 / 98SE / ME / 2000 / XP / 2003 / Vista / 7, each 32-bit and 64-bit, Mono (Linux, Mac OS X, BSD, ...).

H25.2.22 追記

 原稿のKeePassで不具合が出だしたので、バージョンを確認するとKeePass 2.21 releasedが出ていました。Installは上記同様でOK。ランゲージファイルは以前のものが使用出来ます。

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