2011年7月6日水曜日

再生可能エネルギーの四国島

最近、「原子力発電」という言葉を目にする。対して「再生可能エネルギー」や「スマートグリッド」が取りだたされるようになった。
そんな中、7月2日の高知新聞夕刊に「四国島の夏」と題する話題が掲載された。この記事、以前から個人的に不思議に思っていたことがズバリ書かれてあった。
四国唯一の伊方原発が停止したらどうなるかと言う記事?

7月、伊方3号機停止中。
8月、暑さのピーク。
意外にも節電無し。
なんで?
9月、新たに別の1機が定期検査で停止。
しかし、節電なし。
なんで?
翌年1月、最後の1機が停止し四国の原発が全て停止する。
しかし、徳島の火力発電所34万5千kwと自家発電を持つ企業から10万kwを購入することで乗り切れる考えという。


つまり、あと四国に必要な電力は44万kw。
原発でも1機あれば十分。
これって変!
それに44万kwだったら再生可能エネルギーのみでも供給できるんじゃない?
と思った。
現在、伊方にある風車でも1機1000kw〜2000kwなので1500kwとみなして100機で15万kw。稼働率が7割だとしても必要な数は130機程度。
あと、30万kwなので各家庭の屋根に3kwの太陽光パネルを取り付けると300,000÷3=約10万軒。高知県の平成17年の一戸建て件数が143749軒なので四国全体で考えたら余裕の数。あと、バイオマス発電とか木質チップを使用した発電、メガソーラの誘致とかを組み合わせると余りある電力供給ができる。
それに小さな島だけのスマートグリッドでなく、四国山脈を超えて電力の融通をする大規模なスマートグリッド網の実証実験ができるのではないかと妄想してみた。

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