上記のタイトルによる興味のある研究がなされている。
/.で報告があったが、いじめられる子供は非言語コミュニケーションにおいて共通した問題を抱えていることが研究で明らかになったそう。(元記事)いじめられる子供には、
非言語コミュニケーションにおける非言語シグナルの読み取り、その社会的意味の理解、および社会的葛藤解決の選択肢の提案のうち、少なくとも一つの分野において問題があるという。例えばイライラした相手のしかめっ面に全く気付かなかったり、その意味を理解できなかったり、また自分の欲求と友人の欲求との間を上手く調整できなかったりするといった傾向がみられるそうだ。
子供は大人の監視下にない状況で互いに交流するときに自身の社会スキルを試したりするそうだが、このような問題を抱えている子供たちはいじめられ、拒絶され、スキルを成長させる機会を更に無くしていくという悪循環に陥るという。いじめられる子供たちは精神的な問題を抱えるようになったり、社会的孤立によって成績が落ちたり、落ちこぼれたり、薬物問題を抱えるようになる確率が高くなるとのこと。
このような子供には大人が学校の勉強を教えるのと同じように社会的スキルを教え、考えさせ、それを実生活において実行させる「宿題」を与えることが一つの手助けになるとのことだ。
よく考えてみると、子どもだけでなく大人でも同じようなことが言える。
根を断つには、虐める子どもへのアプローチと虐められる子どもに対してのアプローチが必要で子どもの時の教育が必要だろうから、学校で認知療法を教えるようになるのかもしれない。
対応する側は、いろんなことが明かになることによりやることが多くなることはやむをえない。
しかし、子育てにしろ学校教育にしろそのことで心に余裕をなくすことは本末転倒だろう。
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